AIPINI(アイピニ)
安江町に誕生した『アイピニ』は、片町のオステリア『アルベロ』の姉妹店。店主として店を切り盛りする藤森大さんは、15年以上の料理人キャリアがあり、市内のフレンチ、イタリアンで修行してきた実力の持ち主だ。コロナ禍でのオープンだったが、その分ゆっくりと時間をかけて地域に店を根付かせてきた。立地は東別院そばのⅤ字角地。広めの歩道に面してガラス扉が設けられているため昼はテラス席のような雰囲気の中でランチが楽しめる。
料理は肉料理やパスタを充実させ、「ブルスケッタ」を看板メニューに掲げている。ブルスケッタのトッピングにはエビとアボカドのタルタルや、タコとセロリ、牛バラ肉の赤ワイン煮など、常時10種以上が用意されており、5種類のパンを使い分けて提供している。豊富な具材は前菜としてオーダーしたくなるようなものが満載だ。「お客様からもそういうリクエストを多くいただくので、前菜の盛り込みにパンを添えてお出しする場合もあります」と藤本さん。そうやって、客のオーダーにもフレキシブルに対応してくれる懐の深さがあるためか、すでに足繁く通う近隣住民や固定ファンも増え始めている。
昼と夜、夕暮れ時と閉店間際、そこに集う客たちによって『アイピニ』は表情を変えるが、カウンター席でもテーブル席でも、好奇心の赴くままに食事と酒、店主との会話を楽しむ人の姿が見られる風景に変わりはない。この店にはイタリアンバルならではの心地のよい空気が常に漂っている。
【特典】
その日のおまかせブルスケッタ6個
または、樽生スパークリングワインの
カラフェ(500ml)の白かロゼ