旬彩和食 口福
近江町いちば館の2階。店の入り口には黒板や手書きPOP、写真入りメニューなどで、これでもかというほどおすすめ料理が強力プッシュされており、「おいしいもの食べていって!」という店の熱い思いが伝わってくる。活気があってオールマイティーな和食処、それが『口福』である。バリエ豊富な席と、多言語メニューを完備し、外国人観光客にはトリリンガルな留学生アルバイトたちが対応。近年は国内外から訪れる多様な客をもてなしながら、料理もサービスもどんどんアップデートしてきた。近江町市場という立地柄、どんな時も新鮮食材の調達は可能だが、とにかく『口福』ではカニやノドグロの消費量が群を抜いている。そのため、仕入先の市場関係者が先回りして一定量の確保に努めているほどだという。
人との縁を大切に、どんな時も笑顔を絶やさず仕事と向き合う店主・中里知さんの人柄は、客のみならず、スタッフや納入業者にも慕われ、店の人気が多くの人によって支えられていることが感じられる。その評判はSNSなどで瞬く間に拡散され、客が客を呼ぶ好循環も生まれている。
とにかく食材もメニューも豊富で、コースは加賀料理の会席から、カニやフグ、ノドグロそれぞれをメインとしたコースが複数種ある。その日のおすすめだけでも40種以上、かくし酒なんていうメニューまである。もちろんグランドメニューは別に準備されている。どんなに忙しくても新しいことや楽しいことを取り入れながら常に店を進化させ、色褪せない魅力で人を惹きつける、それが『口福』なのである。
【特典】
お刺身盛り合わせ
※内容は日によって変わります