炭火焼肉 若竹
金沢市役所裏手のグルメエリア柿木畠にある炭火焼肉店。赤い蝶ネクタイがトレードマークのヒロさんこと店主の佐藤浩之さんは、金沢の老舗焼肉店で修業したのち、縁あって食肉卸の牛若に勤務。焼肉店を開業するにあたり当時の社長の後押しを得て2019年に『若竹』をオープンした。
最高級和牛を扱う上でこだわったのは肉の鮮度を守ること。精肉店顔負けの専用冷蔵庫を備えて肉の管理を徹底しているので「特上和牛赤身」などは炭火でさっと炙るだけで食べられる。牛・豚・鳥の三銃士のホルモンをごちゃ混ぜにして食べる加賀ソールフードの「まぜ焼き(とんちゃん焼き)」も必食の一品だ。肉をパフェに見立ててグラスに盛り付けたパフェ盛りはSNSでも話題で、初めて食べる若い女性たちにも大好評。様々な食感や旨味、食べ方のバリエーションが楽しめるのでリピート率も高い。
また、ユニークなのは「ハツ刺し」や「和牛ハラミ刺し」などの焼肉店ならではの刺身以外に、魚介の刺身をラインナップしていること。箸休めや〆に目先の変わったものを提供したいと、店内に水槽を置いてメニューを充実させているのだ。ランチメニューの「生本まぐろぶつ切り定食」や、目の前の炭火で炙る「うなぎの白焼き」など、魚介メニューが存在感を放っているのはこのためだ。他にもチャンジャやキムチを自家製するなど、とにかくヒロさんはおいしいものを食べて欲しいという思いで溢れている人。父を介護した経験から店内は完全バリアフリー設計(車いすで出入りできる広々したトイレ)なので、ベビーカーを使う家族連れや、車椅子で介助が必要な人でも安心して利用できるよう配慮が行き届いている。とってもあったかい気持ちになれる炭火焼肉店なのである。
【特典】まぜ焼き(とんちゃん焼き)一人前
[1,350円相当]
※ワンドリンクオーダーにてご提供します。